タイトルの通りですが、
少し前に娘のホクロ除去をしました。
元々先天性のホクロが顔にありました。
少し大きく、場所も比較的中央のためよく目立ちました。
0〜3歳くらいまでは本人は全く気にしていませんでしたが、
3歳半頃になると保育園、幼稚園のお友達や初見で会う同年代のお友達から指摘を受けることが増えてしまい、
「ホクロの事、また言われた😞」
と娘が言う日が増えました。
決定的だったのは、まさかの大人に指摘された事がありました。記念撮影のため写真スタジオを訪れた時に、スタッフの人が娘のホクロを指さして、「ボタン、ピッ!」と言って触ってきました。「えっ!?」と娘も私も驚いてしまい、何も言えなくなりました。娘はその後何も話さずに黙ってしまい、私も本当に悲しい思いをしました。
併せて、両目に霰粒腫が出来やすい体質で、
こちらも目の腫れが目立ち、また治りも遅く、そちらもまた指摘を受ける事がありました。
数年前から眼科にも通い続けていて、なんとかゆっくりゆっくり治ってきています。ただ、霰粒腫はいつ再発するか分かりません。
顔の事でこんなに悩む日が来るとは。。
ここ1年ほど、娘と私は一緒に沢山悩んでいました。
霰粒腫はまた再発すれば指摘される。
ホクロは取ってしまえば指摘されない。
沢山沢山悩んで、話をして、
娘にホクロが無い方が良いかを確認すると、
「うん」と強く頷いた日があったので、
除去することを決めました。
私も除去するのであれば小さいうちに、
そして小学校入学前が良いと思いました。
先ずはネットで情報収集をしました。
[ホクロ除去]と検索すると上がってくるのは美容外科ばかりです。
なんか違うな…と思っていたところ、
お子さんが幼少期にホクロ除去をしましたとブログに載せている方を見つけました。
その方のお子さんは総合病院の形成外科を利用して、全身麻酔下での治療を受けたとのことで、
術後にきちんと病理検査もされたと載っていました。
また術後の経過も載せており、とても綺麗に治っていく様子が伺えて、
「これだ💡」と思いました。
家から車で30分圏内にも市民病院、大学病院があったため、入院するであろう小児科などの情報を色々と確認した上で、大学病院で治療することを決めました。
先ず、大学病院の小児科を受診して相談すると、
普通の外科もあるが、お顔の事でましてや女の子だから形成外科の方が良いと言われ、
院内の形成外科を案内してもらいました。
2回目の受診で主治医の先生が決まり、
その翌月に2泊3日の入院、全身麻酔下での手術が決まりました。
本来ホクロ除去は、日帰りの局所麻酔下での手術がほとんどですが、まだ小さいので局所麻酔に耐えられないこと、またホクロの位置が特に皮膚が薄く神経が近い位置のため、全身麻酔の方が安全と言われて入院有りの全身麻酔での手術となりました。
採血、レントゲン、心電図、身体測定と術前検査を頑張り、最後に麻酔科の先生との面談でした。
麻酔科の先生から、
「乳歯の生え変わりはもうありますか?生え変わりをしていると全身麻酔はできません。」と言われました。
娘はまだ生え変わりは始まっていなかったので、ギリギリセーフで手術を受けられる事ができました(幼稚園のお友達はちらほら生え変わりが始まっています)。
そして、
最後の診察から1ヶ月後に入院をして、
無事に手術が終わりました。
感染症が流行っていたため個室が空いておらず、
大部屋での入院になり、夜間の付き添いはできませんでしたが、娘は初めての親がいない1人でのお泊まりもどうにかこなして、一皮剥けて帰ってきました。
私も面会時間内は出来るだけ娘と過ごしました。
(7月に幼稚園でも2泊のお泊まり会があるので、
プレお泊まり会を体験できた様な気持ちでした)
その後は一週間後に抜糸をして、
ようやく皮膚の腫れも治り、
後はどんどん傷が薄くなっていくことを待つだけです。
病理検査の結果も問題はありませんでした。
今は念の為、軟膏を塗って絆創膏一枚をぺたっと貼り過ごしています。
どんどん傷が薄くなっていくのを見ていると、
ホクロがあったところがますます分からなくなっていくのだなと思っています。
産まれた時は、お印をつけて産まれて来たんだな、なんてかわいいホクロなんだと思っていました。
そのかわいいホクロとお別れをして寂しい気持ちもありました。
また、小さな体に傷を作ってしまったことには嫌悪感があります。
半ば私が強制しているとも思えたりもします。
ただその気持ちよりも、
不安要因、いじりの要因になる事を少しでも減らせた方が、私の気持ちが楽という思いの方が優ってしまいました。
娘がもう少し大きくなってから、
今回のホクロ除去について、
娘の気持ちを聞いてみようと思います。💐
娘のお雛様を添えて🎎