気ままにつれづれなるままに

- - -平凡な日々が幸せ- - -

向田邦子に惹かれて

お正月三ヶ日が過ぎて、

夫も出勤し、

私も平常運転に戻ってきました。


読書がしたいな〜と思い、

昨日散歩でふらりと寄ったBOOKOFFで全品20%オフセールをしていたので、

何冊か気になった本を購入してきました。

20%オフありがたや〜😊



早速読了したのがこちら↓

向田邦子さんの妹さんの向田和子さんが書かれた《向田邦子の遺言》です。



向田さんが突然の飛行機事故で亡くならた後、

妹さんがご自宅で発見した、書かれた時期の違う2つの遺書(正式なものではない)を公開されており、

その内容を深掘り?し、向田さんの人柄やご家族の思い出を楽しく書かれた内容でした。


カウンターに座り笑顔の向田さん💠



母が向田邦子さんのファンで、

家に何冊かあり、私も高校生の頃少し読んで

なんておしゃれな人なんだろうと思ったことがありました。

また、《字のないはがき》という短編を、

学生の頃に国語の教科書で読みました。

戦争の儚さと幼い妹さんが一人で疎開することを案ずる向田さんの優しさが描かれていました。

(今回読んだ本でも《字のないはがき》に少しふれられています。涙無しには読めませんでした)


少しかじった程度ですが、

気になる作家さん(本来は脚本家さんですよね)ではあったので、

巡り巡ってまた手に取って読み出し、

私も歳をとったのだなぁと感慨深く思います。


今年は向田邦子さん没後40周年だそうです。

生きておられたら91歳。

物や情報に溢れ過ぎている現代にいらっしゃったら

何を思うのか。


な〜んて、思ったりしてしまいます☺️



とてもおしゃれでセンスもある方だったようなので、

現代でも洋服の選び方など、

参考になるのでは無いかなと思います。

また時代ということもありますが、洋裁もされていたようで、その私生活も少し憧れてしまいます。

今回読んだ本では服の事にはあまりふれていませんが。





故人に想いを馳せて、

あと何冊か向田さん関連の本を読みたいと思います。